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株式会社ディーエスピーリサーチ様
株式会社ディーエスピーリサーチ(以下、DSPR)は『電気通信事業法・電波法』における登録認定機関・登録証明機関です。
国内では2010年5月現在、総務省より10法人が電波法登録証明機関として登録されており、DSPRは2002年に民間企業として初の旧省令において『指定機関、および指定認定機関』として指定を受け、現行省令に移管後も国内外の無線機器メーカーを中心に無線機器製品の証明・認証業務を行っています。
中西伸浩代表取締役社長
株式会社ディーエスピーリサーチ
電波のプロが集う無線の登録証明機関DSPR
会議室・ミーティングスペースで
を活用
電波は無線LANやテレビ・ラジオ・携帯電話など様々な機器に使われており、日常生活の中で重要な役割を果たしている。もはや電波なしでは社会が機能しないほどインフラとしての重要性は高まっているが、これらのインフラが正常に機能するためには「電波の交通整理」が必要不可欠である。
DSPRはこれら電波の交通整理役を担っている。具体的には国内外の無線機器メーカーから持ち込まれた機器が、電波法で定められた技術基準に適合しているかをDSPRが試験を行う。問題なければ合格の証として機器に認証番号を付与し、こうして認証番号が付与された機器だけが日本国内で製品を販売することが許可されるのである。
総務省のホームページに掲載されている通り、数ある登録認証機関の中でのDSPRで申請を行っているメーカーは多く、いわば無線のプロが集う場所と言えるだろう。
国内外の様々な無線機器メーカーが頻繁に出入りするDSPRの会議室に@CELL LANは設置されている。
※「@CELL LANとは」 無線LANの電波を専用の通信シート内に閉じ込めるネットワークシステムのこと。電波の放射エリアを限定することで、従来の無線LANの課題である情報漏えいや不正侵入などのセキュリティリスク低減を可能とする。
無線機器メーカーのトップシークレットを扱っているため、情報セキュリティの確保は必須条件
今回、DSPRが会議室およびミーティングルームへネットワークを敷設しようとした目的は2つある。
1点目は社外からの来訪者向けにインターネットアクセスを解放すること。これは図面や申請書類など、膨大な書類のやり取りを必須とする業務上、円滑な打合せにはインターネットへの接続が欠かせないためだ。
2点目は社内ミーティングでの利用。社員の全員が1台以上のノートPCを所有しており、社内会議はノートPCでの資料閲覧が基本である。会議室にネットワーク環境が整備されることで、ほぼ完全なペーパーレス会議が実現できる。
「会議室のように不特定多数で使う場合には、有線LANは不向きで、利便性から言っても無線の方が向いていると思います。当初は通常の無線LANの導入も考えていたのですが、セキュリティを考慮して
@CELL LANを一度試してみようと思いました。」
世間では無線LANのセキュリティが不安だと頻繁に騒がれている。「無線機器は両刃の剣:利便性vsセキュリティ」である。しかし中西社長は、無線のプロの立場として、現在の無線LANは適切な運用次第でセキュリティ対策を行っていない有線LANよりむしろ安全、との見解を示す。
では何故@CELL LANを選んだのか?
「安全と言っても現在の無線LANは完璧ではありません。単に暗号化技術だけをとると、暗号解読と暗号強化のサイクルを繰り返してきた、いたちごっこの歴史があります。だからこそ暗号化技術だけでなく、認証技術など他のセキュリティ技術を複数『組み合わせる』ことが重要です。適切な運用を行えば、無線LANでも非常に堅牢なネットワークが構築でき、セキュリティリスクを限りなくゼロに近づけることができるのです。」
DSPRには各メーカーから発売前のゲーム機やパソコン・スマートフォンなど様々な機器が試作段階から持ち込まれる。こういった情報は顧客企業にとってトップシークレットであり、情報の取り扱いには大きな責任を伴う。
メーカー側が安心して情報を提供できる体制を構築することもDSPRの重要な仕事なのである。
二次元通信技術は、無線の競合ではなく現状の無線が抱える課題を補完する役割になっていく
また無線のプロの意見として、@CELL LANの感想や二次元通信技術の将来への期待についても語っていただいた。
「電波が建物の外にまで飛ぶというセキュリティリスクや電波干渉の問題などを考えると、理想は必要な場所にだけ電波が飛ぶということ。例えば会議室で使うなら会室内だけに十分な強さで電波が飛んでいて、且つ部屋の外には出て行かないことです。しかし電波に造詣の深い方なら良くわかると思いますが、物理的に電波をコントロールするというのは非常に難しい。単に出力を絞るだけでは電波強度が不安定で使い物にならないのです。二次元通信シートに無線LANの電波を封じ込める@CELL LANはこれらの課題を上手く解決している。@CELL LANを設置したテーブルの付近は安定した電波強度が十分に保たれているので通信品質も安定している。無線LANネットワーク製品としては非常に有望だと考えています。また、この技術は無線LANのWiFi以外にも無線ICタグやBleutoothなど既存の様々な無線技術と共存可能です。
無線は配線が不要になるなどの自由度がありますが、上手く運用しないと電波干渉やセキュリティなどのリスクが生じます。@CELL LANを始めとする二次元通信技術は既存の無線を競合するのではなく、既存の無線が持つデメリットを補完する役目になっていくのではと思うのです。
当社の場所は我が国有数の医療産業都市の中にあり、医療機器の分野も利便性からワイヤレス(無線)へ傾倒しております。ただし一般の分野と違って、電波の免疫性(医療EMI)が厳しく問われます。他の医療機器の誤動作を招くと致命傷になります。病院の手術準備室や待合室など、無線の制限を簡単にかけられる@CELL LANはこれから期待されると思います。
また、当社は海外企業とのお付き合いも多いですが世界にもこのような技術はありません。日本発の技術として世界に広がっていくことを、より一層期待しています。」






